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乗降口の車内に向かって継ぎの無い一本化したガイドパイプをステップから車内に引き込むのも一考だと思う。
・ノンステップ・バスについては高齢化が進む中で乗客の利便性を向上させるハイテクな必要不可欠な車両ですので導入計画等に付きましては、前向きに検討して参りたいと思います。
・身体障害者等、車椅子利用の乗客の公共交通ネットワークづくりは「福祉バス」の概念で進め、次のような形で考えていただきたい。
1. 各市町村毎又は広域市町村毎に民間バス事業者に運行委託方式で運行し、運賃は無料又は長低運賃とする。
2. 運行コースは、上記1の市町村毎に身体障害者等の移動ニーズを調査し、極カドア・ツー・ドアで運行する。
3. 使用車両は全長7メートル以下の小型車両とし、車室は一部介護者席を除き、車椅子スペースとする。
[上記の理由]
1. 車椅子の乗降時間ロスは、ますます交通の輻輳している中で又、車椅子の固定及び解除等の援助作業を一般乗合事業のワンマンバス運転者に求めにくく又、運転席から離れることは事故防止上好ましくない。
2. 道路等環境整備については自治体の努力がなされると思うが、主たる道路だけでも5〜10年の年月が必要と思われ、当面は極力戸口までのサービスが必要と思われる。
3. ドア・ツー・ドアを基本とするため、小型車両で車椅子専用車両とすべきと考える。
・大型車は不要、中・小型車の開発をお願いしたい。
・道路の積雪に対する配慮・対策をしなければ、当社では導入できない。運輸省だけでなく建設省や自治体とも連携を図らなければ効果はない。乗客の主流である高齢者に対する対策(低床化等)は必要であるが、身障者には自治体等の福祉専用車等で対処すべき。路線や本数が限定されるため、路線バス利用は考えにくく、専用車対応が効果的である。
・「人にやさしいバス」の導入は、今後必要不可欠な問題ですが、購入価格の上積み、保守、点検の増等が想定され、事業者の経費につながり更に収支が圧迫されると思われます。社会福祉の一環として、より一層の財政的な援助があり、購入時の負担が軽減される様に希望します。
・1. E県でも排ガス規制で何年バスを使用したら廃車というようにバスの廃車基準がほしい。
2. バスが復活する対応策を国で法的に対応してほしい。
3. バス事業の赤字を努力の基準を作り、一定の基準で赤字が出ればそれを国の補助で対応してほしい。(公共交通の維持のため)
4. バス事業は地域福祉増進の目的があるので赤字の福祉的補填を国の補助金で考えてほしい。
・今後の事業のために大変参考になりました。
・ワンステップ及びノンステップバスの導入は必要と考えるが道路状況の改善や車両価格の抑制をまず希望します。
・1. 将来排ガス規制が厳しくなるにつれ、ハイブリッドバス、アイドリングストップ・スタートバスが主流になると思うが、価格の問題が残されている。
2. 中型バスにもハイブリット、HMR、アイドリングストップ・スタートバス等を採用し、価格を下げるようにしてもらいたい。
・基本的には当杜においては路線バス部門は縮小の傾向にあり、バスの形態まで思索が及ばないのが実状である。しかしながら全廃するのではないので補助制度等の対応があれば一歩踏み込んで旅客のニーズも考

 

 

 

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